『ドント式』/政治・行政系 (原曲/ZARD『Don't you see !』


♪ ドント式 - Parody Songs
友達の宛名を書くときみたいに
スラスラ名前が出てくればいいのに
もう少し党名を覚えるには 時間が欲しい
裏切らないのは 「共産」だけなんて
寂しすぎるよ Vote is unrelated to me
20歳になれば選挙行くのは 常識だってわかってるけど

ドント式! 党利党略オンリー 国民のことも 少しは気にかけて
ドント式! みんな知ったかぶりをするクセは マスメディアが煽るから

投票時間を 延ばした時の影響は
2時間だけなのに ものすごく長く感じた
投票率が 下がって とった対策は予期せぬ反応

ドント式! 小さな死票で 民意が反映されるから ホッとしたの
ドント式! いろんな人を見るより ラクだから党の名前を見ていたい

ドント式! I've never voted yet.
I'll take a ballot, this time.
You know, I'll vote the party.

ドント式! 生まれた街の代議士 推すだけの地縁選挙よりマシだけど
ドント式! 選挙区の誰もが どんなに嫌ってる 代議士も復活してる
♪ 解説 - Parody Songs
無党派層と呼ばれる、特定の支持政党を持たない人が増えています。
ここに登場する彼(彼女?)も、無党派層の一人であります。
20歳直前〜20代と見られる彼は、
支持政党もないのに、国政選挙においては、
比例区で党名を書かなければならないことに、苛立ちを覚えた。
…というストーリーです。

比例代表制選挙というものについてしっかりと勉強をして、
比例代表制を導入する利点を知った彼ですが、
衆院総選挙の小選挙区落選者の復活制には納得していないようです。

英語部分を和訳すると…、
「投票なんて私には関係ない。」
「私はまだ投票したことがないけど、
 今回は投票に行ってみるつもりだ。
 あなたも知っているように、私はあの党に投票する。」

彼は自分の推すべき信頼に足る党を見つけられたのでしょうか。
あるいは「アンチ自民」のような物でも、一向に構わないのですが…。

最後に「ドント式」についてですが…、
比例代表制選挙で、各党が獲得した得票数に基づいて、
議席を配分するための方法の一つです。

A党、B党、C党の3党が、それぞれ次の得票だったとします。
議席は6で、これ以外の有効票は無いものとします。
党名 A党 B党 C党
得票数 150票 90票 40票
÷1 150 (1) 90 (2) 40 (6)
÷2 75 (3) 45 (5) 20
÷3 50 (4) 30 13.3
÷4 32.5 22.5 10
当選者数
各党の得票数を、1,2,3…と自然数で割り、商を書き込みます。
表の中で数字の大きい場所から、順に印を付けていきます。
議席数の分だけ印が付いたら、議席の配分は終了。
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