『旗と歌』/学園生活系 (原曲/ZARD『永遠』


♪ 旗と歌 - Parody Songs
朱(あか)い果実を見たら 国旗のことを思い出して下さい
あなたの決心が固まったら…
ひらひらとはためく日の丸掲げ
このまま 張ってしまいましょう 誰も見えない高所(かべ)へ

上と教諭の間に 板挟みの校長よ
すべての 争いの種が 旗ならば
もう教委の指導なんて 何も怖くない

歌詞もメロディも知らない 生意気な生徒(やつ)だと思った
偶然 テープを見付けたけど それをかけようかどうか迷った
歌うべき歌は 何なのか この頃 それが分からなくなる…

「卒業式の間に 君が代は聴けるのかな」
どこまでも続く沈黙
あの日から苦しかった 校長以上に… I'm 教頭 of the School


旗と歌との間に 解決は見えるのかな
この門をくぐり抜けると
張りつめた会議室に座らされる  式を迎える日まで
♪ 解説 - Parody Songs
ちょこっとLIFE』に出演した小渕前首相による政権下では、
実に多くの、また重要な意味を持つ法案が成立しました。
日の丸・君が代に正式な位置づけを与えた国旗国歌法も、その一つです。

それでは公立学校で卒業式に日の丸を揚げる義務はあるのでしょうか?
答えはノーです。
法律上、公立学校で国旗国歌を掲揚、斉唱する義務はありません。
しかし実際には文部省から各教育委員会に通達が出され、
教育委員会から各学校に対しての指導がされているのが現状です。

「上級機関の職務命令には従え」との教育委員会の言い分があれば、
「法律上の義務なしに従う必要はない」というのが、教諭の言い分です。
こうした複雑な言い分の食い違いがありますから、
国旗国歌法の成立・施行だけで問題が解決するとは到底考えられません。

「誰も見えない高所へ」日の丸を掲げたのは、
掲揚問題に苦心したある校長が実際に行った苦肉の策ですが、
個人的には非常に良いアイディアだったのではないかと思います。

また、各学校の内部で当分こうした不安定な状態が続くとすれば、
「君が代のテープをかける」だけという学校も、
今後増加してくる可能性が無いとは言い切れないでしょう。
案外、これが卒業式のありふれた光景になるのかも知れないと思います。
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