『真夜中は団結』/政治・行政系/総裁選橋本の場合
原曲…『真夜中は純血』/椎名林檎


♪ 真夜中は団結 - Parody Songs
(カタ)めたての 黒(クロ)い髪(カミ)が馨(カオ)つて
(イマ)にも当選(トーセン)しそう
橋龍色(ハシリュウイロ)に 染(ソ)まつた腹(ハラ)
  沈(シズ)んだ総理(ソーリ)の開幕(カイマク)みたい

(ワル)いけれど 名前(ナマエ)ならば
自分(ジブン)の一票(イッピョウ)ダイレクトで
ポストよりも其(ソ)の県連(ケンレン)に 
(トウ)じて戴(イタダ)きたいもの

「始(ハジ)めせふ 安易(アンイ)な位置(イチ)づけ
恒例(コウレイ)の興行(ショウ) 簡単(カンタン)な選挙(エレクション)
わたしは今夜(コンヤ) 唯(タダ) 選(エラ)ばれたひ」


類希(タグイマレ)に 理由(リユー)もなく
平伏(ヒレフ)す場合(バアイ)があるの
(チカ)い票(ヒョウ)でも 他人(タニン)が勝(カ)
それ以外(イガイ)(ナニ)も無(ナ)い寂(サビ)しさ

「辱(ハズカシ)めて 地方(チホウ)の言葉(コトバ)
地元(ジモト)の縁(エン) 強引(ゴウイン)に数票(スウヒョウ)
割切(ワリキ)つて 本選(ホンセン)に賭(カ)けたら
揺蕩(タユタ)ふ亀(カメ) 簡単(カンタン)な選択(セレクション)
わたしは たつた現在(イマ) あなたの部下(ブカ)


変人(ヘンジン)に埋(ウ)もれども 雑(マ)じり気(ケ)なき派(ハ)


「諦(アキラ)めて 小粋(コイキ)な言葉(コトバ)
(ニオ)はす影(カゲ) 強引(ゴウイン)な仕草(シグサ)
(ネ)じ伏(フ)せて プレツシヤア懸(カ)けたら
(カズ)ある癖(クセ) 難解(ナンカイ)な選択(セレクション)
わたしは たつた現在(イマ) あなたの部下(ブカ)

♪ 解説 - Parody Songs
橋本龍太郎殿、下馬評では時期総裁になるお人でした。
自由民主党内の最大派閥、数の論理で政界を意のままに操ってきた「橋本派」会長であります。

当初もこの派閥の論理において、一度は失敗しました橋本殿も
もういちど、この国の政界の頂点にと思われておりました。
多くの支持団体、いままでどおりならば当選しない理由が無かったのであります。
安易な位置ぎめと思っても仕方がなかったと言えましょう
そう、いままでどおりであるならば・・・

派閥という概念に反旗を翻すものがおりました。
それが別名変人とも証されました、小泉純一郎殿でございます。
予備選の結果は意外なものでした。
橋本殿の地元、そして大臣として扱いをしていた沖縄以外の
ほとんど全国で、小泉殿が勝利したのでございます。
しかし、たかが地方票、本選になれば少なくとも決選投票に持ち込める、
しかしそこでも予想外の出来事が、橋本殿を襲うのです。
亀井静香殿の決戦辞退、さらに小泉殿にまわるということです。
そして、橋本殿はこの戦いに破れてしまうのです・・

しかし、古の田中総理の時代から続いてきたこの派閥政治
小泉殿はこれを癖と表現いたしましたが、
完全に拭い去る事はできるのでしょうか?

今もなお、派閥の念は、今もなお永田町に蠢いているのです。



疲れるよ、この口調・・・

(written by joe)
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