『N』/情報通信/新型サイバーテロ
原曲…『M』/浜崎あゆみ


♪ N - Parody Songs
'NIMDA' 直すべき人を欠いて ワナを張った全てのウェブページ...

周りを見渡せば 誰もが慌ただしく
添付ファイルが通り過ぎ

オフィスも気が付けば こんなにすぐそばまで
ワームの気配が訪れてた

今日もきっとこのウェブのどこかで
書き換えられていたページ 激しく幕が開けてく

それでもオフィスには 必ずいつの日にか
危険がやって来るものだから

今日もまたこのウェブのどこかで
救いの道 知らぬうちに 静かにファイル落とした

'NIMDA' 直すべきバグがいて
時に 強い危険を感じ
だけど 救うべきあの会社に
結局何もかも伝染される

'NIMDA' 直すべきバグがいて
時に セキュリティにキズがあり
だけど 憎むべきあの会社に
結局SPを当てられてる

'NIMDA' 誰も皆知っている
'NIMDA' だけど信じていたい
'NIMDA' だから祈っているよ
これが最後のバグであるように

静かにウィルスは訪れ 終わりはいつだって大惨事...

♪ 解説 - Parody Songs
「サーバーメンテナンスのため添付ファイルを受信できません」
某自治体のホームページに書かれていた注意書きですが、
実はウィルスに有効な手だてが打てなかったための苦肉の策、という噂です。

噂の真偽はともかくとして、
ウェブサイトを開いただけで感染する新型ウィルス「ニムダ」は、
某M○Nのホームページまで改竄されてしまったことから、
その騒動をさらに拡大させる結果となりました。

某M社の製品に存在したセキュリティ上のバグを巧妙に利用し、
同社の情報を求めて某M○Nホームページにやってきた人をも巻き込んで、
某自治体の情報通信機能までも一部止めてしまった罪は重大です。
「サイバーテロ」ではないかと疑われるのも、ある意味、納得できます。

しかし、なぜウィルス犯は、M社の製品ばかりを狙うのでしょうか。
そこには、アメリカ同時多発テロと同様の、ある構造が存在していたのです。

世界各地の紛争に手を突っ込んで反感を買う、唯一の超大国アメリカと、
世界大半のシェアを占めながら、セキュリティを軽視する独占企業M社と、
両者の間に共通の構造はない、と誰に否定できるでしょうか(反語)


この歌詞の作詞にあたっては、情報通信常任委員会からまーと議員と、
民間からTAKE氏の両名にご協力いただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。
歌詞および解説文に、少しでも間違いがありましたらご一報ください。
(パロソンの解説文は、他方面からはかなり信頼されているようですので…)


( Written by MiZ / Special Thanks to まーと & TAKE)
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