君は 嘘の帳簿を作らせ
小さな不正 素敵だと思ってた
支払うものは なんでも社につけて
君は 株が割れないと思ってた
「みんなやってる… どうせこんなもんだろう?」
君は言った… それも嘘さ…
痛々しい 君の負債が厳しそうで
大蔵省が 珍しく話しかけた
「部下の首いただいて 立ち直れよ」
「社長なら 思い通りさ」
デフレ スパイラール 「いいかもなぁ」
デフレ スパイラール 「株価が欲しい…」
貶めた部下の 命乞い聞かず
君は空を睨む
「傷つけたのは 憎いからじゃない
僕には先が無く目標が 高すぎたから…」
「私の会社を使うがいいわ,社長さん。
飛び続けるつらさを知らないあなたも,
いつか気が付く事でしょう。
自分が誰かの手の中でしか動いていなかった事に。
そして,それを仕事なんて呼んでいた事にも…。」
借り物の会社では うまく飛べず
まっさかさま 墜落してゆく
デフレ スパイラール 「もうダメだ」
デフレ スパイラール 「株は下がるだけ…」
デフレ スパイラール 「失敗だぁ」
デフレ スパイラール 「株価が欲しい…」
わずかに見えた あの空の向こう
役員は南へ
「もう一度飛ぼう コネなど切り裂き
自らのジェットで
最安値 しのぎ切ったら…」
デフレ スパイラール 株は割れていく
デフレ スパイラール デフレ スパイラール
不良債権が 空を流れる…
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