『七人』/政治行政/道路民営化委員長辞退
原曲…『花火』/aiko


♪ 七人 - Parody Songs
(Ah)
5人につくかつかないか トークの中の瞬間はいつも
ドカタの事 考えてて
夢は夢で目が覚めればひどく悲しいものです
会議は今日もすれ違い
胸ん中で何度も誓ってきた言葉がうわっと飛んでく
“1mmだって通したい”と
もやがかかった影のある小泉に全て
あずけることは出来ない

三角の目をした栄えある野武士が会のしらせを聞いて
右腕にとまって目くばせをして
“出てくるんなら潰せば?”

族の議員にぶらさがって上から委員を見下ろして
造るの好きなんです しかたないんです
族の議員にぶらさがって上から委員を見下ろして
多数は落として身を消した

そろった重機くずれた砂山 固めた高速の跡に
残るものは野武士の荒野

少しつめたい目が石原から来る頃は
委員長もう辞めたい

三角の耳した栄えある野武士は会のため息聞いて
目を丸くしたあたしを指さし
“一度も二度も造ってみれば”

族の議員にぶらさがって上から委員を見下ろして
たしかに好きなんです もどれないんです
族の議員にぶらさがって上から委員を見下ろして
最後の残り日に手をふった

赤や緑の集いし奴ら  指さして思う事は
ただ1つだけ そう1つだけど
“つかれてるんならやめれば…”
七人止まない 報告書けない

族の議員にぶらさがって上から委員を見下ろして
作るの好きなんです しかたないんです
族の議員にぶらさがって上から委員を見下ろして
多数は落として

族の議員にぶらさがって上から委員を見下ろして
たしかに好きなんです もどれないんです
族の議員にぶらさがって上から委員を見下ろして
最後の残り日に手をふった

族の議員にぶらさがって…

Bye Bye Bye…

Bye Bye Bye…

♪ 解説 - Parody Songs
高速道路民営化について考えるため、小泉総理の召集で「七人の侍」こと
道路民営化会議が召集されました。
小泉氏曰く
「期日までに委員の意見を報告書にかいて3階の教務へ提出しなさい。
時間外の提出は認めません」(3割嘘が入っています)

「七人の侍」達は分厚い資料を読み、お互いに議論をぶつけ合って
行ったわけですが、敵である「野武士」道路族議員の反発もすごいわけで、
ハナから「出てきたら潰す、ツブス!ウワハハハハハ!」と
ボブサップ的言い回しで威圧します。(5割嘘が入っています)

それに参った今井委員長は「潰されない、国会に通りやすい意見書に・・」と
高速をまた作り続ける族議員寄りの意見を言い始める訳です。
それだから委員の猪瀬氏も「七人の侍に野武士が混じってる」と
不満たらたら。
そのやりとりを見ている石原行革担当大臣もあきれ顔になってしまったというわけです。

そして、最終日(歌で言うところの「最後の残り日」)に
「私は普通の女の子に戻ります」といい残し
今井委員長こと混じった野武士は委員長を辞職、手を振ってしまいました。
(4割嘘が入っています。)

そうそう、「七人の侍」について説明せねば・・・
そこいらへんにのさぼって食べ物等を略奪して生活する「野武士」
それに困った村人が侍に野武士の成敗をお願いしてなんたらかんたらな話し
それが「七人の侍」!
この作品は、かの「ジョージ」も影響を受けたとかいう名作です。
俺も見て感銘しました、それはどうでもいいですか、そうですか。

(ここから「七人の侍」ネタバレが入ります。)
映画の最後、志村喬のセリフによると、
勝ったのは野武士でも、七人の侍でもなく、村人達であるとあります。
今回の「七人の侍」、映画通りにいけば、勝つのは国民?
それとも、侍にお願いに行った総理なのでしょうか?


( Written by joe )
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