『風呂Men's』/社会事件/白骨温泉入浴剤混入
原曲…『ロマンス』/PENICILLIN


♪風呂Men's - Parody Songs
お湯に浸かって下さい 僕が暖めてあげる
夢も涙も忘れて 客を求めていた
誰も知らない所で 僕が色つけてあげる
水に映る切なさは 生まれ変わる湯船

廃れてしまった バランスが崩れた
解決探す指先が震えて
戸惑うくせに色あせる温泉は
来客重ねる草津イメージ

目を閉じてごらん 白骨に行こう
温泉地訪れた君を離さない

お湯に浸かって下さい 僕が暖めてあげる
夢も涙も忘れて 客を求めていた
誰も知らない所で 僕が色つけてあげる
水に映る切なさは 生まれ変わる湯船

夏の雪のように優しいぬくもりは
美しい程にクリアーな事実

泣かないで僕にはハップがあるから
完璧に奪われた色が止まらない

あせた悲劇の浴場 僕が濁らせてあげる
お湯の眩しい乳白 早く会いたいから
胃腸に効くキキメ 客を欺いて 入浴剤
僕の客に届けたい 生まれ変わる秘湯

お湯に浸かって下さい 僕が暖めてあげる
夢も涙も忘れて 客を求めていた
誰も知らない所で 僕が色つけてあげる
水に映る切なさは 生まれ変わる湯船

お湯は幻の物へ
僕は僕を見失う
色に気づいて下さい

強く強く濁らせたい 生まれ変わる湯船


♪ 解説 - Parody Songs
こんにちはーjoeです、こういった不思議な事件があるとついつい触手が伸びてしまいますわね。
舞台は長野県安曇村の白骨温泉、500−600年の歴史がある名湯らしいです。
そこで温泉街の人々を驚かせる悲劇が起こりました。
「乳白色の温泉の色が・・・年々色を失っていく・・・・・」
温泉の効能的には変わりはしないんですが、やっぱりそこは視覚効果・・乳白色が胃腸の効能に聞くとの認識から、色が透明になっていくのがかなり危機的な状況だったみたいですね。

そこで、みなさん考えた!
「いいこと思いついたぁ〜♪色が無くなってしまったのならつければいいじゃないか!」

ここで、水彩絵の具とか使われたらこれまた大変な事だったのですが、そこはご安心。
草津のお土産でも有名な入浴剤「草津温泉ハップ」を源泉に投入したわけです。
温泉に温泉由来の入浴剤・・割と良心的?
あれでしょ、ホワイトチョコにココアパウダー加えるみたいな感じ?ちがう?
「そうだ!そうだよ、joe!」
・・・・ん?誰だ?誰なんだあんた一体!

まぁ、それを5年くらい続けていったわけだそうです。最初のうちは「だが私は謝らない!」というような感じだったのかもしれませんが、さすがにそこまでくると良心の呵責が・・お客様に陳謝という形になってしまいました。
いやーこれまた、たいしたたまげた!
広報として協力していた映画「ホネツギマン」もびっくりですねぇー。

これの責任をとって、村長が辞めたり、草津温泉ハップも発売休止になるなど各方面に影響を与えてしまったとのことですよー。
ま、効果が変わらないのならいいとは思うんですが、やっぱり当事者にとってみれば大切な問題。割と同情的になってしまうのも確かなんですけどね。
ま、癒し系のスパブームはまだまだ終わらないし、大丈夫ですよー、ゆったりできれば!

さーって、これにて解説コンプリート!
あとはお風呂で、のんびりーと〜♪


( Written by joe )
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