誰にも見せない何かがあった 人知れず流した何かがあった
決して平和な水ではなかった けれど確かにさぼって来た証だ
あの時検査逃した管の途中に今も
何度も何度もひび割れ掛けた管の途中
※いくつものヒビを抱えて 辿り着いた美浜がある
だからもう迷わずに進めばいい
配管の欠け場所へと…※
苦しくて眠れなかった夜があった
恐くて震えていた夜があった
もう駄目だと全てが嫌になって投げ出そうとした時も
想い出せばこうしてたくさんの甘えの中で歩いて来た
悲しみや苦しみの先に それぞれの悲劇がある
さあ行こう 振り返らず動かせばいい
蒸気に満ちた空へ…
誰にも見せない何かがあった 人知れず流した何かがあった
(※くり返し)
止まらないそのタービンへと
核の炉心へ続く欠け場所へと…
|
|