『ダイフレンド』/政治行政/現職閣僚自殺問題
原曲…『マイフレンド』/ZARD


♪ ダイフレンド - Parody Songs
あなたが喋るだけで 数字はすごく落ちる
ずっとシラを切るから 隠し続けて

事務所で飲んだ 500万の水は
今でもおいしい
どんなに疑惑がいっぱいでも
真っ直ぐ自分の道を信じて
競わない機構の入札が好き…
ガサ入れされることが哀しい

いつも責められていたね 閣僚のまま 最期は Die Friend
総理のそばにいると すべて口止めされた
内閣守り抜ける 盾になりたい

本当にシロなら きっと色んな事乗り越えられたのに
嘘のパレード 事実がこぼれない様に
大きく声を飲んだ
ひとりでつく嘘のやましさより
みんなで隠してる疑惑の方が苦しい

いつも悩んでいたね あの頃一人 せつない Die Friend
あなたが喋るだけで 支持率すごく落ちる
ずっとシラを切るから 隠し続けて

いつも責められていたね 閣僚のまま 最期は Die Friend
あなたの疑惑だけで 選挙は不利になった
ずっとシラを切るから 隠し続けて
隠し続けて

♪ 解説 - Parody Songs
休筆宣言にあたって、2年ぶりのニューリリースを遺して逝きたいと思います。

曲にはZARDの名作「マイフレンド」を選んでみました。
替え歌を書いていると、たまに「アーティストを馬鹿にしている」という感想が寄せられることもありますが、私は大ファンです。彼女はもういないという事実が、今でもまだ信じられません。ただ、心からお悔やみ申し上げます。

(今回のことば)
「事務所で飲んだ500万の水」…「なんとか還元水」という良い水です。
「競わない機構の入札」…緑資源機構の入札は競争ではありませんでした。

(ストーリー)
※※※ これは実際の事件に着想を得たフィクションです ※※※

ある現職の農相が、事務所の経費問題や、官製談合事件などで、立て続けに問題を追及されました。野党からは辞任を、与党からは更迭を求める声が強まります。しかし、内閣発足以来、閣僚や党幹部の失策・辞任に悩み続ける首相は、政権の弱体化をおそれ、すべてを隠して農相を擁護する作戦に出たのです。

辞めて責任を取ることも許されない農相は、あえて悪役となって、世間の声に耳をふさぎ、政権倒壊の芽を伸ばさないようにあがきます。しかし、官製談合に絡んで、司直の手が自らの身辺に及び始めたことを察知した彼は、ついに最後の選択肢を実行に移します。それは、すべてを闇に葬り去るために…。


( Written by MiZ )
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