『神社』/政治行政/小泉靖国参拝
原曲…『セロリ』/SMAP


♪ 神社 - Parody Songs
育ってきた政党が違うから好き嫌いはイナメナイ
創価がだめだったり神社が好きだったりするのね
ましてや連立与党だからすれちがいはしょうがない
妥協してみたり無理矢理拝んだりなっちゃうね

何がきっかけでどんなタイミングで自公保は出会ったんだろう
選挙の時とか数が少ない院
出来るだけいっしょにいたいのさ

考えてみるよ できるだけ
考えてみてよ 少しだけ
なんだかんだ言っても つまりは 単純に
連立でいたいのさ

もともと変わった首相だから価値観はイナメナイ
改革好きだったりそのわり古風なとこ行ったりするのね

教科書変えてまで合祀をやめてまで付き合うことないけど
一人じゃ変えられない素敵な日本に
出来るだけいっしょにしたいのさ

考えてみるよ できるだけ
考えてみてよ 少しだけ
なんだかんだ言っても つまりは 単純に
連立でいたいのさ

毎年 毎年 総理はいつも行かないから
一人で考えてたって にっちもさっちもいかない国情で
じゃまぁいいかなんてそんなに簡単にやめられないから
こっちもそっちもどっちも毎晩 毎晩 毎晩 頭いたい

考えてみるよ できるだけ
考えてみてよ 少しだけ
なんだかんだ言っても つまりは 単純に
十五日外すのさ

♪ 解説 - Parody Songs
前作「らいおんはーと」をボツにしようとしかけたその時、
靖國神社の御英霊が降臨され、私の中に宿ったのです。
「らいおんはーとと共にこの靖國を、パロソンに合祀せよ」と!

…それは冗談として。

内外に強い賛否両論を巻き起こし、8月に入ってからは、
構造改革よりも強い政治問題となった感のある、靖國神社参拝問題ですが、
意外にも13日に前倒しして参拝するという結末を迎えました。

結果から考えれば、15日かそれ以降の参拝を想定していたであろう人々は、
ちょうど肩すかしを食らった格好となり、
15日に予定していたであろう小泉批判の集中砲火を浴びせることも出来ず、
一応の理解を示した者と、強い遺憾の意を表した者とに割れてしまいました。

15日に直接社殿に参拝しないことで、これだけ批判をかわせるのならば、
中韓の国民感情も、心の底では案外、冷静なのではないでしょうか。
一部のヒステリックな人々を取り上げて記事を書くのは、どうかと思います。

しかし、日本のメディアに取り上げて欲しかった、首相参拝の問題点は、
感情論の問題などではなく、憲法20条の政教分離抵触問題ではないでしょうか。

いったいいつの間に首相の靖國神社参拝は、完全な合憲になったのでしょうか。
日本のヒステリックな人々も、中韓の国民感情配慮の声は出しても、
国内の憲法問題配慮の声を聞くことは、なかなかできませんでした。

しかし、熟慮に熟慮を重ねて、15日の参拝を断念した小泉首相は、
宗教色を廃した国立墓苑の建設、という考えに言及しています。
中曽根元首相が公式参拝して以来の問題が、今、一歩動き始めたのです。

小泉首相という一人の政治家の熟慮の前には、
国内世論やプレスの記事などは、かくもあやふやで、頼りのないものです。

( written by MiZ )
「パロディソングス」トップに戻るa