『 Point of No Land 』/社会事件/不審者上陸虚偽通報
原曲…『 Point of No Return 』/ CHEMISTRY


♪ Point of No Land - Parody Songs
不審者が泳いでる 海面に あらわれ たどり着き
朝を待つ 島に 身を隠し 分からない場所にひそんでる


wooh…「筒のような物体から そっと5〜6人いたみたい」
そんなキミの言葉に甘えすぎて 停まった船調べていた

狂言が流れてく あやしいまま だまされ 踊らされ
県警も 島に 連れ出され 登れないガケを探ってる

yeahh…「夫婦間の争いに むしゃくしゃしすぎてウソついた」
ずっと あんなに 捜査やったのに それも無意味に変わっていく

何もかも 杞憂だと カンタンに 呼べたらいいけど
振り向けば 船が動きだし ボクはまだ「北」に迷っている

きっと軽犯なんて容疑は 勝手気ままに作り上げた
恐怖を裁くためにあるんじゃないね
使い過ぎてしまった税金
もう戻らない金額に ひそかに感じてたもの


喧嘩してイラついた 職のない男を責めても
ありえない わかっているのに その動機を思い浮かべて

狂言が流れてく 見通しているように絡んで
気がつけば 喧嘩すらウソで 終わらない疑惑残ってる

行ってない場所を知ってる

♪ 解説 - Parody Songs
曲を書き上げてから気付いたのですが、割とマイナーな事件です。

事件の概要は、「江ノ島の海岸に突然筒状の物体が浮かび上がり、 ウエットスーツ姿の5〜6人の不審者が上陸した」というもので、
1月6日午後7時ごろ、第3管区海上保安本部への通報がありました。

通報を受けた同本部が付近の海域を捜索すると、
沖合にはちょうど北朝鮮籍の貨物船が停泊しているではないですか!
先日の不審船事件のこともあり、 船内の立入検査をしてみましたが、特に不審な点は見あたりませんでした。

さて、もともと同本部内では「疑わしい」と思われていた、 この41歳無職男の供述ですが、やっぱり狂言だったことが判明しました。
その動機も「夫婦喧嘩の憂さ晴らし」という、何ともお粗末なモノ。
3管本部と神奈川県警を巻き込んだこの一連の騒動も、 一千万円以上もの税金の無駄遣いに終わってしまいました。

この41歳無職男、国民の「血税」をこれだけ海に流しておきながら、 罪状は「軽犯罪法違反」で、ほんの軽い処罰に収まりそうです。
しかし収まらないのは国民の反応。
3管本部では、男に損害賠償を請求することも検討しているそうです。

さて、この無職男の「憂さ晴らし」に、あなたは何を感じたでしょうか?
折しも不審船事件の直後、沖合いには「偶然」北朝鮮の船が、 ちょうどタイミング良く停泊していた時のこの虚偽通報事件ですが、 実は無職男の供述には続きがありました。

「実は江の島には行っておらず、妻は入院中で喧嘩もしていない」

それなら、わざわざ何のために、ウソの通報をしたんでしょうね?
調べれば調べるほど謎の多いこの事件ですが、 しょせん「軽犯罪法違反」なので、何となくこのまま終わりそうな感じです。

( Written by MiZ )
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