前代未聞の出直し県知事選挙、ついに決着! 
 
「サマータイムヴォート」で不信任を突きつけられて、 
「失職→知事選再出馬」を選んだ田中知事でしたが、その勝負の行方は‥‥? 
 
	| 田中 康夫 | 
	  822,897 | 
					有効得票数 | 
 	| 長谷川敬子 | 
	  406,559 | 
					1,280,091 | 
 	| 市川  周 | 
	   24,261 | 投票総数 | 
 	| 中川 暢三 | 
	   15,255 | 1,290,418 | 
 	| 三上 誠三 | 
	    9,061 | 投票率 | 
 	| 福井 富男 | 
	    2,058 | 73.78% | 
  
 
以上のとおりの結果になりました。 
三上誠三というのは、あの「羽柴誠三秀吉」のことですね。 
おまえ出馬してたのかよ(笑) 
 
 
市川、中川の両氏が、投票4日前に塩尻市の「合同個人演説会」で
田中支持にまわったことも影響して、事実上の一騎打ちとなりました。 
そして、箱を開けてみれば、
田中氏がダブルスコアでの勝利を収め、真夏の選挙戦は幕を閉じました。 
 
勝てないにしても、なぜ40万票もの大差がついたのか? 
パロディソングスは、その原因を「長谷川氏の活動方針の変遷」に求めました。 
終始一貫して同じ主張を貫いた田中氏と比較すれば、 
当初は出馬を固辞しながらも、やがて無党派での出馬を明らかにして、
自らを市民派と位置づけながらも、やがて全面的な組織戦に移行した長谷川氏に、
県民の本当の信頼を勝ち得ることはできませんでした。 
 
そこで、今回の作詞では、長谷川氏の心境の変遷に焦点を当てています。 
 
1番は、出馬の表明から選挙告示までの長谷川氏です。 
2番は、選挙の告示以降、組織的な支援を受けている長谷川氏です。 
転調してからのサビの繰り返しは、投票と開票のようすです。 
もうあえて解説するような歌詞もありません。 
 
ただ、本当の長谷川氏は、もっと違う選挙戦をしたかったのではないでしょうか。 
 
当初、出馬を固辞したのも、女性団体などが次々に押し掛けるからで、
水面下では「出馬のしかた」を模索していたに違いありません。 
ここで先に脚光を浴びてしまうことによって、
「田中を追い落とす県議団の一派」として位置づけられてしまいます。 
 
そして中盤には、連合長野会長らが、各会派の支援を正式に取りつけます。 
この瞬間、「市民派長谷川」の選挙は、終わってしまいました。 
あとに残るのは、「田中対抵抗勢力」の選挙だけ。 
道具として利用するのであれば、
せめて「ダム賛成」の候補者を擁立する必要がありました。
「脱ダム同士」では、脱ダムに異を唱えた県議たちは、
最初から勝てるわけがなかったのです。 
 
そういえば、6人の候補者の中で、1人だけダム賛成の候補者がいました。 
県議団は、彼を公認候補として擁立すれば良かったのです。 
 
羽柴誠三秀吉を(笑) 
 
( Written by MiZ ) 
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