『真夏の選挙戦』/政治行政/長野県知事選2002
原曲…『真夏のサンタクロース』/渡辺美里


♪真夏の選挙戦 - Parody Songs
抵抗に向かってゆく 田中氏のような
まっすぐな選挙で 勝ち目などないの

叫びつかれたわたし 声出ない
ぬれた髪を風でかわかしていた

時には誰か駆けつけ 時には市長に励まされた
偉い議員が 応援の声 かなり頼りにしてた

真夏の選挙戦 どこまわる 心は一つ 知事の椅子
まぶしい光 あびながら 長野を駆ける

共産は今回 田中を推した
連合の支援はもう渡さない

夕立 市民派が揺れている
強い支持恋しくて くずれそうになる

願うだけではかなわない 奇跡は待ってもおこらない
疲れ知らずの情熱は 今はとうに尽きてる

めぐりくる日に 幕開けて いつか 力 知ってゆく
めぐりあう人 信じずに 組織に頼る

大きな答えで 県はなぜ別れるの
あの支持率は確かに誤算だった

真夏の選挙戦 どこへいく 心は一つ 知事の椅子
まぶしい光 あびながら 長野を賭ける

めぐりくる夜 箱開けて いつか 票を知ってゆく
わたしの力 及ばずに きっと勝ちゆずる
きみに勝ちゆずる

♪ 解説 - Parody Songs
前代未聞の出直し県知事選挙、ついに決着!

「サマータイムヴォート」で不信任を突きつけられて、
「失職→知事選再出馬」を選んだ田中知事でしたが、その勝負の行方は‥‥?

田中 康夫 822,897 有効得票数
長谷川敬子 406,559 1,280,091
市川  周 24,261投票総数
中川 暢三 15,2551,290,418
三上 誠三 9,061投票率
福井 富男 2,05873.78%

以上のとおりの結果になりました。
三上誠三というのは、あの「羽柴誠三秀吉」のことですね。
おまえ出馬してたのかよ(笑)


市川、中川の両氏が、投票4日前に塩尻市の「合同個人演説会」で 田中支持にまわったことも影響して、事実上の一騎打ちとなりました。
そして、箱を開けてみれば、 田中氏がダブルスコアでの勝利を収め、真夏の選挙戦は幕を閉じました。

勝てないにしても、なぜ40万票もの大差がついたのか?
パロディソングスは、その原因を「長谷川氏の活動方針の変遷」に求めました。
終始一貫して同じ主張を貫いた田中氏と比較すれば、
当初は出馬を固辞しながらも、やがて無党派での出馬を明らかにして、 自らを市民派と位置づけながらも、やがて全面的な組織戦に移行した長谷川氏に、 県民の本当の信頼を勝ち得ることはできませんでした。

そこで、今回の作詞では、長谷川氏の心境の変遷に焦点を当てています。

1番は、出馬の表明から選挙告示までの長谷川氏です。
2番は、選挙の告示以降、組織的な支援を受けている長谷川氏です。
転調してからのサビの繰り返しは、投票と開票のようすです。

もうあえて解説するような歌詞もありません。

ただ、本当の長谷川氏は、もっと違う選挙戦をしたかったのではないでしょうか。

当初、出馬を固辞したのも、女性団体などが次々に押し掛けるからで、 水面下では「出馬のしかた」を模索していたに違いありません。
ここで先に脚光を浴びてしまうことによって、 「田中を追い落とす県議団の一派」として位置づけられてしまいます。

そして中盤には、連合長野会長らが、各会派の支援を正式に取りつけます。
この瞬間、「市民派長谷川」の選挙は、終わってしまいました。
あとに残るのは、「田中対抵抗勢力」の選挙だけ。
道具として利用するのであれば、 せめて「ダム賛成」の候補者を擁立する必要がありました。 「脱ダム同士」では、脱ダムに異を唱えた県議たちは、 最初から勝てるわけがなかったのです。

そういえば、6人の候補者の中で、1人だけダム賛成の候補者がいました。
県議団は、彼を公認候補として擁立すれば良かったのです。

羽柴誠三秀吉を(笑)

( Written by MiZ )
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