雑踏を通り抜けてグルの導く場所へ
おぞましい情景は流れ続けた
右手を掲(かか)げて予言を当てようとして
薬(ヤク)撒いた線路の果てに
何かがあると信じていたね
このままグルがシロならいいと
ありふれた言葉で願いに込めた
どれだけグルが見捨てられても
あの頃のように僕は修行をするぞ
忘れないから…
原告の松本は目の前で叫んでは消える
瞼を閉じても今は裁判所 もう二度と還れない
だらだら時が過ぎればいいと
ありふれた言葉に願いを込めた
今なら君に明かせるだろう
グルの中にある歪んだあの思想を
色褪せはしないから…
虚ろ気な眼差しでなぜ裁判官見つめるの?
もうすぐ僕もゆくよ
そうアレフが今ここにあるから
このまま人が忘れりゃいいと
ありふれた言葉で願いを込めた
どれだけグルが見放されても
あの頃のように僕は修行をするぞ
あの日あの時のまま続けりゃいいと
ありふれた言葉に願いを込めた
今なら君に明かせるだろう
僕の中にある歪んだこの教義を
色褪せはしないから…
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