『夏の日の2003』/社会問題/首都圏電力事情
原曲…『夏の日の1993』/class


♪夏の日の2003 - Parody Songs
まるで赤道のヒートアイランド Ah ギリギリの電力
君は初めて控えめに見せた その温度 その設定
超高層ビル 弱い Air-Con Ah 金色の太陽
吹きだす風を切るように部屋は 真夏日になった

止まっているのに GEN-PATSU(原発)
エレクトリックに So Tight
あんなにいっぱいあったのに

2003 夏がきた oh 点検中
普通の夏だと思っていたけど
えっ?北朝鮮? oh そうじゃないよ
いきなり困ってしまったよ 夏の日のエナジー

不祥事おこれば 許せないね Ah 隠ぺいのクラッキング
民の視線を避けるようにいたね 意識してしまう

スキャンダラスに TOU-DEN(東電)
「でんき予報」も So Tight
止まったままだよすべてが

2003 県知事さん oh 交渉中
ウランは良くないものだと思った
Go! 今日からは oh とんでもない
不思議な気分に戸惑うよ 夏の日のエナジー

止まっているのに GEN-PATSU(原発)
エレクトリックに So Tight
あんなにいっぱいあったのに

2003 稼働した oh 運転中
普通の夏だと思っていたけど
じゃあ 元通り oh そうじゃないよ
今年は学んでしまったよ 夏の日のエナジー

♪ 解説 - Parody Songs
やっぱりエアコンの設定は24度だよな!(挨拶)

今回は、東電原発ヒビ隠しに対するアンサーソングとして、 電力危機という最悪の事態を土壇場で回避した喜びを、 往年のヒット曲に乗せて表現してみました。 class の活動再開とともに、原発の運転再開を喜んでくだされば幸いです。
誰ですか、今さら出てきて云々と言っている人は?

首都圏以外にお住まいの方のために、概要の説明です。
発端は、東京電力が日常的に行っている原子力発電所の自主点検でした。
シュラウドと呼ばれる隔壁にヒビが見つかったにもかかわらず、 国には「異常なし」と報告していたのです。 昨年夏の、いわゆる原発損傷隠ぺい問題です。
このため、原発のある地元の自治体は怒りの声を上げ、 ちゃんと点検をやり直さなきゃ運転は認めないと言い、 福島県と新潟県にある原発17機はすべて止められました。
しかし、首都圏の電力の40%をまかなう原発が止まっているのです。 電力消費がピークを迎える夏には、 首都圏は停電になってしまうのではないかと心配されていました。
政府や産業界が、エアコンの設定上げはもちろんのこと、 電力消費を分散させるために休日営業や夜間操業で協力する中、 東電と地元の間でも話し合いが持たれ、 安全が確認できた発電機から順番に運転を再開することになりました。
心配されていた電力危機は、これでほぼ回避されたのです。

ヒートアイランド
アスファルトに覆われて緑の少ない都会では、郊外よりも温度が高いと言われています。 そこだけ温度が高い地域という意味で、ヒートアイランドと呼ばれます。

真夏日
気温が30度以上になった日を、真夏日と呼びます。 オフィスでは空調の設定を28度にしましょうと言われていますので、 場所によっては30度を超える場所もあるでしょう。
ちなみに私の会社では、本社ビルの空調は29度設定です。

北朝鮮
電力に不安を抱える国といえば、この国でしょう。 恒常的に電力不足の国があるなんて、我々には想像もつきません。

クラッキング
クラックとは「ひび」という意味です。 英語の用法としては間違っていますが、シュラウドのひび隠しを指しています。

でんき予報
東電は節電を訴えるため、具体的にどのくらい電力消費が見込まれるのか、 予測をして発表することにしました。それが「でんき予報」です。

歌の最後では、電力危機を無事に回避した東電がこのことを教訓にして、 不祥事の再発防止に取り組んでいく様子を描いてみました。
二度とこのような事件がないようにして欲しいと思います。

( Written by MiZ )
「パロディソングス」トップに戻る