『後光』／政治行政／真紀子議員辞職
原曲…『月光』／鬼束ちひろ

♪ 後光 - Parody Songs
I am GOD'S CHILD
この腐敗した政界にハメられた
How do I live on such a field ?
こんなことのために生まれたんじゃない

抵抗にこだわる伏魔殿
倒せそうなところを
あの宗男が　許さない

ポストを開け渡したままで
首相の判断だけが散らばって
私はまだ上手に　片付けられずに

I am GOD'S CHILD
この腐敗した政界にハメられた
How do I live on such a field ?
こんなことのために生まれたんじゃない

“事情”をもっと喋り続けて
疑惑を晴らせるまで

辞めない議員ばかりのさばってるけど
味方ひとり無いのに
一体何を差し出せば？

I am GOD'S CHILD
卑しい与党は私の所属を消して
I can't hang out this party
こんな仕打ちじゃ
どこにも居場所なんて無い

不愉快に冷たい　誰もが
次は誰に無実を叫ぶ？

最後(おわり)になど追い立てないで
与党なら救い出して

私を　閉塞から

時間は辞職を　加速させて行く

I am GOD'S CHILD
この腐敗した政界にハメられた
How do I live on such a field ?
こんなことのために生まれたんじゃない

I am GOD'S CHILD
卑しい与党は私の所属を消して
I can't hang out this party
こんな仕打ちじゃ
どこにも居場所なんて無い

How do I live on such a field ?

♪ 解説 - Parody Songs
「I am GOD'S CHILD」 …私は角栄の娘である


第１次小泉内閣で最大の目玉と思われた、田中真紀子元外務大臣。
少なくともパロディソングスでは、小泉総理を上回る最高の活躍をしてくれました。

「小泉推しちゃいました」では、 小泉内閣誕生の立役者となった彼女ですが、 入閣後、ドタキャンなど、外務大臣にはふさわしくない言動が見られました。
特に「ムネオ」では、 あの鈴木宗男代議士とＮＧＯ拒否問題で死闘を繰り広げ、 思わず涙をこぼしたその時から、次第に彼女の人気には狂いが生じてきました。

そして「夢見る総理じゃいられない」では、 外務大臣のポストから更迭。 野上事務次官とは相討ちになり、ついに伏魔殿を倒すにはいたりませんでした。
ここまでを１番でおさらいしておきます。

２番では彼女自身に「疑惑」がふりかかります。
そう、「〜Muneonight Dejavu〜秘書代のブルース」で あの辻元清美元代議士が繰り出した技と同じ、公設秘書給与ピンハネ疑惑です。

内容は「週刊誌」の段階で 「週刊文春」と「週刊新潮」が指摘したもので、
真紀子氏は公設秘書（国費）の給与を本人に渡さず、 秘書の派遣元である真紀子氏のファミリー企業が代わりに支払っていたそうです。

事態を重く見た自民党の党規委員会は彼女を 「２年間の党員資格停止」としました。
弁明のための説明資料もロクに準備することができず、一切の党活動が封じられる 「最終奥義」をくらってしまった彼女に、 もはや政治活動を続けるパワーは残っていなかったようです。

「I can't hang out this party」 …私は自民党にしがみつくことはできない

「How do I live on such a field ?」 …こんな政界でどう生き残れようか？

「去るぜ」では、宗男を離党にまで追い詰めたものの、 その宗男よりも先に議員バッヂを外すことになってしまった、田中真紀子氏。

今回の辞職劇で、もう彼女の雄姿を拝めなくなるかと思うと残念です。
少なくともパロディソングスでは、非常に残念です。

( Written by MiZ )
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