『パロビンソン』／記念曲／パロソン１００曲目
原曲…『ロビンソン』／スピッツ

♪ パロビンソン - Parody Songs
新しいニュースは　なぜかちょこっとＬＯＶＥで
小渕のあとを密室で　決める政治追いかけた
思い出のレコードと　大げさなエピソードを
頭の中で組み合わせ　ディスプレイ　まぶしそうに

同じライム　同じ曲　思わず口にするような
ありふれたこの手法で　つくり上げたよ

誰も触れない　怒りだけのテロ　君の目に晒さぬように
大きな配慮で　奥に隠したら　ウラで　コースのリンク張る

失言を叩かれて　首相をやめない森も
ネタにしている　取り上げて　無理やりに曲つくるよ
いつものメディア室で　仕上げた三部作は
書きあぐねてる　ぎりぎりの　論文もネタにしてた

待ちぶせた５曲同時　驚いた君の瞳
そしてゲストを迎えて　生まれ変わるよ

誰も触れない　北の国の拉致　晒せない歌ばらまいて
大きな２ちゃんの　言葉使ったら　ゴルァ　タイトル自主規制

大きな試合で　券があまったら　パララ　テレビであきらめる
ルララ　Yahoo! の記事に載る

♪ 解説 - Parody Songs
パロディソングスの１００曲目を記念して、 ４年間を振り返った総集編を書いてみたいと思ったのが、この曲です。

なぜかちょこっとＬＯＶＥ（ 2000-4 ）
パロソンに初めて時事ネタを持ち込んだのは、 プッチモニの曲から作られた「ちょこっとＬＩＦＥ」でした。
小渕首相が脳梗塞で倒れ、青木官房長官が首相代行となった経緯を 「密室政治」と断じた当時の解説は、今でもなお、その精神を保ち続けています。

怒りだけのテロ（ 2001-11 ）
オサマビンラディンが首謀者とされる米同時多発テロは、 パロソン史上初めての議会決議がなされ、２曲が公開禁止となりました。
公開禁止にもかかわらず、ウラでは Endurling Freedom Courseが作られ、 見事にコースからリンクを張られてしまいました。

首相を辞めない森（ 2000-11 / 2001-3 ）
「神の国」発言を始めとした数多くの失言、加藤の乱、実習船の沈没事件と、 そのたびに下がり続けて「消費税並み」の支持率…。
叩かれ続けた森首相も、 パロソンにとっては最高のネタでした。
なんだかんだで１年間も、よくがんばってくれました。

いつものメディア室で仕上げた三部作（ 2001-1 ）
パロソンで「三部作」といえば、 この卒論三部作しかありません。
当時フリーターの miz が元旦更新を仕掛けたところ、卒論提出直前の joe と、 修論提出直前の まーと が、連続でこれに応じました。
群○大学社○情○学部のマルチメディア実験室（電波の巣窟）で、 毎日顔を合わせていた古き良き時代の、作品群です。

待ちぶせた５曲同時（ 2002-3 ）
No.60 〜 64 までの５曲同時公開は、それまでのライター２人体制では、 とても考えられないことでした。
更新回数は急増し、 この３月だけでも計１０曲が公開されています。
ゲストライターを迎えたパロソン新時代を、強く印象づける出来事でした。

北の国の拉致（ 2002-9 ）
日本国民の誰もが怒りを露わにした、北朝鮮の日本人拉致事件は、 パロソンでも２度目の議会決議がなされ、４曲が公開禁止となりました。
今回はさすがに北朝鮮の報復が恐ろしく、裏アップもできませんでした。
joe に至っては、２ちゃんねる語で北を非難しながらも、 結局、タイトルから丸ごと自主規制してしまうという有様でした。

テレビであきらめる（ 2002-6 ）
アジア初開催となった2002年ＦＩＦＡワールドカップでは、 華原朋美の曲から、チケット問題を取り上げた 「テレビで見ましょう」が生まれました。
この曲は、８月２９日に、 YAHOO! JAPAN Internet Guide 10月号に掲載され、 パロソンのアクセス数を飛躍的に伸ばす原動力となりました。


長々とパロディソングスの歴史を振り返ってみましたが、 書き切れなかったことは、まだまだあります。

パロソン先史時代の槇原逮捕(？)ネタ、臨界ネタ、オウムネタを始め、
群馬県の工場爆発、
芸能人の事件ネタ、
オリンピック誤審（２）、
遺跡捏造、
騒ぐバカの成人式、
凶悪犯罪（２、３、４）、
小泉首相靖国参拝（２）、
狂牛病と偽装表示（２）、
ジーオーグループの大神会長（２、３）、
真紀子（２）対ムネオ（２）、
テレビ番組の事故ネタ、
健康食品被害、
アザラシのタマちゃん（２）…。

そして、パロディソングスは今、独自ドメインに生まれ変わりますが、
ポピュラーな曲と、バラエティーに富んだネタを組み合わせ、
これからも「思わず口にするような」替え歌を提供し続けていきたいと思います。

( Written by MiZ and All Paroson Staffs )
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